多分メインジャンルのハトアリの小話を更新しようとしてみたら、メインの更新去年の12月だったんだけどwあはは、話は書いていたけれど萌茶だったり無料配布のだったりしてまとまった話を書いていないんだな。もれ。
その代わりボカロ更新若干きもいきがする。きもいはデフォルトだからあまり気にしない。もっとボカロをもそもそしたいので、自重しないで尊敬サイトさんにリンクを張っちゃいました・・・(…)
にしても眠すぎるのだ。
以下。昨日に引き続き断片。
その代わりボカロ更新若干きもいきがする。きもいはデフォルトだからあまり気にしない。もっとボカロをもそもそしたいので、自重しないで尊敬サイトさんにリンクを張っちゃいました・・・(…)
にしても眠すぎるのだ。
以下。昨日に引き続き断片。
赤くて狂気を含ませた瞳は彼女の知っている彼とは全く違う存在で、吐く言葉もその動作全てがあの人とは違った。その恐怖で身動きが取れなくて、ほたと涙を流した。無機質な電子の肌を伝った涙はやっぱり電気で構成されていて、ディスプレイを反射してきらり、光る。
「・・みク?」
「・・・知らない。私こんな兄さん知らない」
「だってボくは違うから、君を壊すタめに生マれたから、」
感情が全く感じられない声でそれを彼女に告げる。壊れるために生まれたものではないのに、彼女の存在を壊すために生まれたものが居る。ぞく、鳥肌がたつ。こわいこわいこわいこわい・・・
「心配させてごめんね。僕はここだよ」
背後から現れて緑色の髪を震わせて泣く少女を抱きしめたのは青い寒色を纏う青年、かろうじで正気だとわかる瞳で彼女をかばう。肩に触れる温もりに、首に触れる荒い息に、成長しきれない機械の彼女は崩れ落ちる。
「なんで、私なんかのために!」
「だって僕の大切な妹でしょう?」
ぱち、貫かれた身体から溢れたのは血液ではなくてゼロとイチの集合体。ぐらり、その情報量に少女は頭を抱えたくなる。大音量のミュージック、いくつもの画像データ、図りきれないデータが空気内に飛んで、
「いや・・なんで・・いやあ、あああぁあ」
彼女を包んでいたデータが飛んでいった。ゴミ箱を通り抜けて、どこか遙か先の世界へと霧散、もう二度と会えることはない。そんなことを彼女は悟った。マスターがもう一度彼をインストールしたとしても、それは彼女との思い出、全部ないカイト。意味がない。だって積み上げた思い出と言う名のデータ、何よりも大切だったんだから、
「君も壊してイイ?」
そういいながら彼が口ずさんだメロディラインにびくりと少女が反応した。
「・・・それは、あなたが歌っていい歌じゃない」
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