あははは・・・・・・・・
久しぶりに人からメールが来たと思ったらあれかいな。
あはは・・
もう嫌です。
本当に何だか体中が痒くなりそうです。

むしろお前の台詞がかゆいよ。
・・・・・・・・・・・・・
ごめんなさい。
せっかく気分を紛らわそうとしてたのに私・・・・
この世のことなんか忘れて逃避行していたのに・・・
今更あのくさい部屋と・・未知の冷蔵庫思い出したよ。
ね?
本当に嫌になっちゃう。
そういうわけで。
地道にやっていかなきゃいけないことをやるよ。

此処から下は某友人・・への贈り物です。

―――月の淡雪
・・・・・・・ノートパソコンを持った白い指。
綺麗に手入れがされているピンク色の爪。
明るく、軽い茶の髪の毛は優しい風で揺れる・・・。
一見とてもさわやかだが、彼女の内面は沈んでいた。
―――何故、気がついてしまったんだろう?―――
「はぁ・・・・・・」
綺麗な色と形の唇からは本日何度目となるかも判らないため息。

ユエは珍しく自分のオフィスへと足を運ぶのが嫌だった。
それでも、自然と足はそこへと向かっていくのだった。
それは自分の性格の所為。
色々なことに気を配れない自分。
忘れたいよ・・この気持ち。
「ユエさんおはようございます。」
そう私に声をかけるのはここに住んでいる人。
つまり月の住民。

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