シッカリと掴んで

2005年8月5日
†  †  †

ふぁりと浮かぶ雲のように。
私は空に舞い上がりたかったのかもしれない。
気分は爽快
海は蒼海

ゆらゆら揺れる波のように。
私は自由になりたかったのかもしれない。
断崖絶壁
白は続く

シッカリと立つ孤島のように
私は一人で歩きたかったのかもしれない。
でも私の隣には貴方がいて
私の手を確りと握ってくれている。

一度はそれを振り切って
逃げ出そうとしたものだけれど
やっぱり私にはそれは無理みたい。

一人では歩けないみたい
だから今度は

貴方の手を絶対離さないように
確りと掴んで
貴方の隣を歩いていこうと思う

砂浜に残る足跡は二組のもの。
一つは私、もう一つはあなた。

貴方の足跡がないと
私はとても悲しくなる。

でもそれは貴方がいないんじゃなくて
私が貴方を支えているの。

私の足跡が無いときは
貴方が私を支えてくれてて
私が新しい足跡を作る勇気がないから
貴方の後ろを歩いているの
だから其のあしあとは少しだけ2重になっているんだよ。

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